10月6日(金)~11月5日(日)に福井県越前市で開催される「第72回2023たけふ菊人形」をPRしようと、越前市の観光担当者が朝日ファミリー編集部を訪れた。
北陸の秋を約2万株の菊花で彩る祭典として定着し、昨年の来場者は約18万5000人。会場の武生中央公園では、13ヘクタール以上の広大な敷地に、菊人形や菊花の展示ほか、メリーゴーランドやモノレールなどの大型遊具、おろしそばやボルガライスといった越前市のグルメが楽しめるフードコートなどを設置。週末を中心に、県内外からの来場者でにぎわう。入場は無料(※一部遊具は有料)。
今年の菊人形の展示テーマは「旅」。「一寸法師」「ジャックと豆の木」「雪の女王」「ブレーメンの音楽隊」など、旅にまつわる童話の世界を菊花で表現する。「北陸新幹線の敦賀~金沢間延伸を来春に控え、『越前たけふ』駅が開業する越前市も、多くの旅行者をお迎えしようと機運が高まっている。一足先に『旅』をテーマにした会場を楽しんでもらえれば」と、越前市観光誘客課の山本隆史さんは話す。
また2024年から始まるNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部の菊人形も展示される。越前市は紫式部が生涯でただ一度、都を離れて暮らした地としてゆかりも深く、24年2月には武生中央公園内に大河ドラマ館がオープン予定。新駅開業と同様に盛り上がりムードを見せている。
イベント期間内は、公園内の越前市文化センターで、OSK日本歌劇団による「たけふレビュー」が開催されるのも恒例となっており、今年で43回目。伝統的なラインダンスをはじめ、歌やダンスのレビューショーで観客を魅了する。同劇団は、10月から放送されるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の主人公モデル・笠置シヅ子がかつて在籍していたことでも知られており、さらなる注目が集まる。公演は平日11時と14時。土日祝10時、12時、14時。観劇券は2千円。※休演日:10/19および10/30
詳細は【第72回2023たけふ菊人形 公式HP】で
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※掲載の会場写真はすべて過去開催から